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・要約すると
設定を忠実などにしたデジタルカメラを信じて、画像ソフトでホワイトバランス と明るさを調整するのが簡易的だと思ってます。

・説明すると難しいですが、
上の画像は、フジカラーLプリントから切り出した名刺2枚とSONYのスマフォでデフォルト撮影したオリジナル・カラーチャートの画像です。やや青暗いのは背景が影響していますが上手に自動処理されていると思います。
下の画像は、フジカラーさんへ送ったLプリント用のデータです。

・この2枚を見比べると
明るさやホワイトバランスは違いますが、特定の色が大きく違います。とくに名刺の2段目5列目の黄緑が合ってません。仮に黄緑の製品を写したら色が全然違う事になってしまいます。
でも、実物の名刺プリントと上の画像のスマフォの写真の色は合ってます。
結果としてスマフォの色は正しいが、モニターかプリントの特定色が合ってないようです。

・色はいろいろと深みにはまります
わからなくなったらメーカーが時間をかけて設計したデジタルカメラを信じます。カメラ設定を忠実設定(各社で読み方は変わります)にして明るさとホワイトバランスを画像ソフトで調整が基本と思います。
スマフォの画面・デジタルカメラの画面も色の再現は合ってないことが多いと思いますし、朝や夜など環境光は変わりますし目の調子も曖昧です。1回だけ調整して終わりではなく数時間後や翌日にもう一度見てみることも大事です。

・ホワイトバランス
参考となるのはカラーチャートですが、どの場所にどの角度でカラーチャートを入れるのが大事で、周りの色を拾ったり、光源が反射したりすれば、適切な色が再現できないからです。

・ホワイトバランスはカラーチャートで合わせる
白い部分や明るいグレーで合わせます。

・画像の明るさを適切に調整することは難しい
見てる画面の各種調整、画像ソフトのカラー設定、撮影した物を見ている光源と明るさなどの環境の統一が必要です。
15年以上前に当社もモニター測定器で調整してましたが専門知識が必要で、入力から出力までトータル管理が必要です。
ネットで見る写真が世界標準的な明るさと思います。ネットの写真が明るい・暗いなと感じたら画面設定が狂っていることもあります。

・写真プリント
私の名刺にはオリジナル・カラーチャートがプリントしてありますが、ロケ撮影の時などは撮影物と一緒に写して色を確認することもあります。フジプリント(写真プリント)の注文の時に色調整なしを伝えております。違うお店でプリントすることもありますが、今のところは色調や明るさも適切なプリントを得られます。

Lサイズで名刺を作ると余白が少しありましてそこに、カラーチャートも追加してます。たいした物ではありませんが、余ってますよろしければ引き取ってください。

 モニターと環境光と現物の違いを思考してみます。(画像の周辺は暗くなりますが、環境光や撮影機材の問題です)
上の画像は、iMacの画面になります。
左から1枚目は、Macの画像ソフトで”プレビュー”
左から2枚目は、手で持った”名刺2枚”
左から2枚目と3枚目は、”このブログのブラウザ画面(ChromeとSafari)”
環境光はLEDを利用してます。

・見比べてみると
2種類のブラウザと画像ソフトは、色調はほとんど合っております。手で持っている名刺もそれなりに合っております。

・難しいのは環境光です
環境光も電球や蛍光灯やLEDなど様々です。
LEDを利用してますが、たとえば名刺を前後すると明度が大きく変わりますので、手で自然に持った場所で環境光(LED)の明るさを調整しております。

・私の場合は
パソコンのモニターの色調や輝度はデフォルトで環境光を調整しています。
逆に環境光に合わせてモニターの色調調整も可能ですが、例えば赤い電球色が環境光とするとモニターの調整も赤くする事で現物とモニターの色調を合わせることができますが、おそらく人の目は太陽の色調で正確な色を判断できると思ってます(個人的意見)。

・どうすれば良いのかと考えると
個人的には、モニターもLEDが使われているのと太陽の色に近いチラツキのないLEDがベストと思っております。PCも含めてモニターメーカーはLEDを基準照明と考えていると勝手に思い込んでます。市販で売られている、昼光色の蛍光灯やLEDならそれなりに安心とおもいます。

 追伸、自分の着用している服装の色やテーブルの色も影響します。グレーやブラックの服装を着用している理由です。